南天くまぽよ [夢見録]
ちょっと前に見た夢の話をしようじゃないか。
何処か分らんけど海外 (南半球のどこかの大陸という設定) で、
一台の車に男女混合4、5人が、乗り合わせて旅しているというやつ。
知り合いなのか、旅先で知り合ったのかはよくわからない。
山間を移動中、俺は後部座席のまん中に座っていたんだが、
前座のシートを抱え込むようにして前へと身を乗り出し、
覗き込んだフロントガラス越しに見る空は実に素晴らしかった。
驚いたことに昼間なのに星がはっきりと見えるんだよw
すごいね、世界は広いね!
『ああ、南天の星だー』ってひとり感動していたりして、
澄み渡る青空に星座絵までもが浮かび上がっているその様は、
さながら天然のプラネタリウムといった感じ。
南十字星は見えなかったな、残念ながら。
山深く、緑濃くなってきたあたり、拓けた場所に車を停めて、
あたりを散策しようとみんなして外に出たんだよ。
そこは山裾を切り崩して作った人工の広場になっていて、
敷き詰められた砂利を踏みしめながら歩いて行くと
遠く向こうに何やら管理公園のような入り口が見えた。
『こういうところで熊とかに遭遇したらどうする?』なんてね、
たわいもない冗談言いあっているその刹那。
一匹の熊っこが山の斜面を颯爽と滑り降りてくるじゃないすか!
乾いた土ぼこりがもうもうと舞い上がる。
挙げ句、こちらを目指してもの凄い勢いで駆け寄ってきた。
『おーーーーい、みんなーーーー!!!』
その様はあたかも客人の到着を待ちわびていたかの如く、
想像する分には微笑ましくもあるんだけどさ、超怖いのなんのって倍率ドン。
なんせ脇目も振らずに一直線だもん。
『くくく熊ッ、来たよ!熊がッ!』
あわあわしながら訴えるも、その場にいた全員が冗談だと思ってんの。
『またまたー』とか言いながらくすくす笑ってるんだよ。
やっべ、マジで来てるんだって、ほらほらほら!
気付いているのが俺だけってのがまたね、恐怖心に拍車がかかるわけです。
生存確率を上げるために思いついた選択肢は、リストにしてみるとこんな感じ。
-----------------------------------------------------------
>熊っこがあらわれた!
>どうする!?
-----------------------------------------------------------
選択したコマンド____たたかう。
そう、俺は果敢にも立ちはだかったね、ヤツの前に。
『ここはオレにまかせて、早く逃げるんだ!!』
みんな先に行け!! とか、そんな感じに身を挺して…………
って、そんなん無理に決まってるじゃないか。
とりあえず出来たことと言えば「にげる」で、野獣が到達するポイントとは逆、
車を挟んだ反対側に俺は逃げた。
いざという時のために「よいクマわるいクマ」は読んでおいた方がいいよ。
いや、ホントに。
で、その後、どうなったと思う?
…うん、そうだね、案の定さ。
勢いづいてなだれ込んできた熊は、いちばん近くにいた女子に飛びかかった。
がうがう、がうがう。
あー、大変だよ、じゃれクマだよ。うぷぷ。(CV: 大山のぶ代)
このまま美味しくいただかれちゃうのはマズいってんで、残りの全員で応戦態勢。
辺りに落ちている砂利を無造作に掴んでは、熊に向かって投石を始めた。
いやー、無茶にもほどがあるだろうw
気が付けば管理公園間際、熊っこを植え込みに追いやったところで目が覚めた。
襲われた女子がどうなったかはまったく覚えていないけど、
一緒になって石を放り投げていたような気もするし、壮大にご都合主義な展開だから
思う程に血なまぐさいことにはなってなかったような気がする。
あと、茂みを覗き込んでいる俺の横に保安官みたいなおっさんが立ってたんだが
場所的に管理公園の関係者 (現地の人) だと思われ。
今思い返してみると、植え込みの中にその身を横たえ、
息絶え絶えにブルブルと震える熊は何故かネコ科の動物だった。
見た目的にチーターとかそんな。でも、熊なんだよねw
そうだな、機会があったらその場にいた人たちに聞いて欲しいな。
『あれはクマですか?』
『はい、クマです』
まあ、夢だから、うん、夢。
【yazatasoさんのDokiDoki☆夢占い】
ワイルドな毛むくじゃらにハグされてどっきり☆
選択肢次第で昇天確実? きゃっ/// 気を付けて!
ラッキーアイテム:マタギ
-----------------------------------------------------------
夢見語り:yazataso 挿絵:kinako nagata
-----------------------------------------------------------
【夢見録001|メモ】
『これから夢日記付けようかと思うわけだが、挿絵を描いてくれまいか』
てなことをキナコ嬢に半ば冗談で言ったらホントに描いてくれたw
こんなしょうもないネタに…すまぬ、すまぬ。
本文の夢見ネタは、MDPR関係者宛のメールにて展開していたものを
blog用に手を加えたものです。いやー、何とも読みにくいね、がうがう。
絵描きが突発的なお題にどう反応し、それに応えるのか。(という興味
これがまたお互いに良い課題、かつ刺激になりそうな気もするので
このコラボ企画はblogネタの「夢見録」としてシリーズ化。
次回更新はいつになるやらですが、以後よろしゅうに。
何処か分らんけど海外 (南半球のどこかの大陸という設定) で、
一台の車に男女混合4、5人が、乗り合わせて旅しているというやつ。
知り合いなのか、旅先で知り合ったのかはよくわからない。
山間を移動中、俺は後部座席のまん中に座っていたんだが、
前座のシートを抱え込むようにして前へと身を乗り出し、
覗き込んだフロントガラス越しに見る空は実に素晴らしかった。
驚いたことに昼間なのに星がはっきりと見えるんだよw
すごいね、世界は広いね!
『ああ、南天の星だー』ってひとり感動していたりして、
澄み渡る青空に星座絵までもが浮かび上がっているその様は、
さながら天然のプラネタリウムといった感じ。
南十字星は見えなかったな、残念ながら。
山深く、緑濃くなってきたあたり、拓けた場所に車を停めて、
あたりを散策しようとみんなして外に出たんだよ。
そこは山裾を切り崩して作った人工の広場になっていて、
敷き詰められた砂利を踏みしめながら歩いて行くと
遠く向こうに何やら管理公園のような入り口が見えた。
『こういうところで熊とかに遭遇したらどうする?』なんてね、
たわいもない冗談言いあっているその刹那。
一匹の熊っこが山の斜面を颯爽と滑り降りてくるじゃないすか!
乾いた土ぼこりがもうもうと舞い上がる。
挙げ句、こちらを目指してもの凄い勢いで駆け寄ってきた。
『おーーーーい、みんなーーーー!!!』
その様はあたかも客人の到着を待ちわびていたかの如く、
想像する分には微笑ましくもあるんだけどさ、超怖いのなんのって倍率ドン。
なんせ脇目も振らずに一直線だもん。
『くくく熊ッ、来たよ!熊がッ!』
あわあわしながら訴えるも、その場にいた全員が冗談だと思ってんの。
『またまたー』とか言いながらくすくす笑ってるんだよ。
やっべ、マジで来てるんだって、ほらほらほら!
気付いているのが俺だけってのがまたね、恐怖心に拍車がかかるわけです。
生存確率を上げるために思いついた選択肢は、リストにしてみるとこんな感じ。
-----------------------------------------------------------
>熊っこがあらわれた!
>どうする!?
【コマンド】 ├ たたかう ├ ぼうぎょ(しんだマネ) ├ ひなん (くるまにのりこむ) ├ にげる └ アイテム |
ヤザタソ LV5 HP 27 MP 0 |
-----------------------------------------------------------
選択したコマンド____たたかう。
そう、俺は果敢にも立ちはだかったね、ヤツの前に。
『ここはオレにまかせて、早く逃げるんだ!!』
みんな先に行け!! とか、そんな感じに身を挺して…………
って、そんなん無理に決まってるじゃないか。
とりあえず出来たことと言えば「にげる」で、野獣が到達するポイントとは逆、
車を挟んだ反対側に俺は逃げた。
いざという時のために「よいクマわるいクマ」は読んでおいた方がいいよ。
いや、ホントに。
で、その後、どうなったと思う?
…うん、そうだね、案の定さ。
勢いづいてなだれ込んできた熊は、いちばん近くにいた女子に飛びかかった。
がうがう、がうがう。
あー、大変だよ、じゃれクマだよ。うぷぷ。(CV: 大山のぶ代)
このまま美味しくいただかれちゃうのはマズいってんで、残りの全員で応戦態勢。
辺りに落ちている砂利を無造作に掴んでは、熊に向かって投石を始めた。
いやー、無茶にもほどがあるだろうw
気が付けば管理公園間際、熊っこを植え込みに追いやったところで目が覚めた。
襲われた女子がどうなったかはまったく覚えていないけど、
一緒になって石を放り投げていたような気もするし、壮大にご都合主義な展開だから
思う程に血なまぐさいことにはなってなかったような気がする。
あと、茂みを覗き込んでいる俺の横に保安官みたいなおっさんが立ってたんだが
場所的に管理公園の関係者 (現地の人) だと思われ。
今思い返してみると、植え込みの中にその身を横たえ、
息絶え絶えにブルブルと震える熊は何故かネコ科の動物だった。
見た目的にチーターとかそんな。でも、熊なんだよねw
そうだな、機会があったらその場にいた人たちに聞いて欲しいな。
『あれはクマですか?』
『はい、クマです』
まあ、夢だから、うん、夢。
【yazatasoさんのDokiDoki☆夢占い】
ワイルドな毛むくじゃらにハグされてどっきり☆
選択肢次第で昇天確実? きゃっ/// 気を付けて!
ラッキーアイテム:マタギ
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夢見語り:yazataso 挿絵:kinako nagata
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【夢見録001|メモ】
『これから夢日記付けようかと思うわけだが、挿絵を描いてくれまいか』
てなことをキナコ嬢に半ば冗談で言ったらホントに描いてくれたw
こんなしょうもないネタに…すまぬ、すまぬ。
本文の夢見ネタは、MDPR関係者宛のメールにて展開していたものを
blog用に手を加えたものです。いやー、何とも読みにくいね、がうがう。
絵描きが突発的なお題にどう反応し、それに応えるのか。(という興味
これがまたお互いに良い課題、かつ刺激になりそうな気もするので
このコラボ企画はblogネタの「夢見録」としてシリーズ化。
次回更新はいつになるやらですが、以後よろしゅうに。
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